icon-anchor 2005年産業廃棄物の処理に関する工業省告示(最新)

2005年産業廃棄物の処理に関する工業省告示(最新)

元田時男翻訳

 1992年工場法に基づく省令2号(1992年)の第13条(3)および、法律により個人の自由の制限に関するタイ国憲法第19条、第35条、第48条、第50条に基づき、大臣は工業省告示を以下の通り公布する。

(訳者注:2006125日付官報公布、最新改正:同告示第22017725日官報公布)

 1条 本告示は1992年工場法に基づく工場で、工業区内外、工業団地および1977年投資奨励法による工場に適用する。

 2条 1992年工場法により公布された産業廃棄物の処理に関する工業省告示第6号(1997年)および工業省告示第1号(1998年)、2004年産業廃棄物の処理に関する工業省告示(追加)を廃棄する。

 3条 本告示で

「産業廃棄物」とは、使用されない物または工場の操業から発生する全廃棄物で、原材料からの汚物、製造工程からの汚物、不良製品、汚水で危険な構成要素、性質を有する物を指す。
「危険廃棄物」とは、本告示別表2種に定められている物で、危険な物質から構成される、または混入している物、または危険な性質を有している物を指す。
「産業廃棄物の処理」とは、除去、破壊、廃棄、消去ウ、販売譲渡、交換、様々な形で再利用、隔離保存することを指す。
「産業廃棄物排出者」とは、工場経営者で産業廃棄物を発生させ占有している者を指す。
「収集輸送者」とは、危険物輸送報告書に関する2004年工業省告示に基づき、産業廃棄物を輸送するために保有する者、および産業廃棄物を集積所で保有する者を指す。
「産業廃棄物処理者」とは、産業廃棄物を、2004年危険廃棄物処理、輸送の書類に関する工業省告示に基づき産業廃棄物を保有する工場の経営者で、105種工場の種類に基づき産業廃棄物を仕分け埋立てを行う工場の経営者を指す。
「輸送書類」とは、2004年危険廃棄物輸送書類に関する工業省告示の別表の輸送書類03を指す。
「電磁的方法」とは、2004年工場からの産業廃棄物の電磁的方法(Internet)による報告の基準と手続きに関する工業省告示に基づく報告を指す。

1章 産業廃棄物の番号と種類 

 第4条 産業廃棄物の番号と種類は本告示別表の通りとする。

 5条 以下の廃棄物は本告示に従わなくてもよい。

5.1 工場内の事務所、住居および食堂からの廃棄物
5.2 別に法律がある以下の産業廃棄物
  5.2.1 放射性くず
  5.2.2 保健関連法によるごみ
5.3 工場敷地外のパイプを通り処理される汚水

2章 産業廃棄物排出者

 6条 産業廃棄物を工場内に90日を超えて保有してはならない。90日を超える場合、本告示別表のSorKor.1の様式により工場局へ許可を申請すること。危険廃棄物を保有する場合、危険物輸送報告書に関する2004年工業省告示に基づき処理すること。
② 第1項の申請、許可は工場局が定める規則の基準、手続きにより電子的方法によることができる。

 7条 工場の種類と規模、環境に影響のある汚染物の排出管理方法、管理者の資格、管理者の登録、環境汚染の防止に関する2002年工業省告示に従い、特に環境保護に知識を有する管理者を置くこと。

 8条 災害の発生、予測できない産業廃棄物の爆発などの非常事態に備えて、本告示別表3に従い災害防止の計画を作成すること。また、工場内に安全用設備および安全な場所への避難路を設置すること。

 9条 工場局長または工場局長が権限を委譲する者の許可なしに、工場敷地外へ産業廃棄物を排出してはならない。本告示別表4の基準と方法と場所により処分すること。産業廃棄物を工場内で処理する場合は第4章第17条および第21条から第24条までに従うこと。
② 産業廃棄物を工場敷地外へ排出する場合、本告示別表の様式SorKor.2を使用して許可申請をすること。
③ 第2項の申請、許可は工場局が定める規則の基準、手続き、条件により電子的方法によることができる。

 10条 危険廃棄物である産業廃棄物は収集輸送者、または産業廃棄物処理者へ渡すこと。その他の者へ渡す場合は工場局の同意を要する。

 11条 危険廃棄物を工場の敷地外へ出す場合は、その都度輸送書を作成し産業廃棄物輸送明細を工場局へ電磁的方法による報告すること。

 12条 産業廃棄物を検査し、産業廃棄物排出者と収集輸送者との契約に反して産業廃棄物による損害、災害が起きた場合、不法投棄があった場合、産業廃棄物処理者が受取るまで責任を負わなければならない。

 13条 本告示別表のSorKor.3の様式により、翌年の31日までに工場局へ報告すること。

 14条 産業廃棄物の輸入または輸出は、関係法律と国際条約に従うこと。

3章 危険廃棄物の収集と輸送

 15条 危険廃棄物の排出者または危険廃棄物処理者は、収集輸送を行う代理人を置く場合、工場局が定める基準と手続きにしたがうこと。

 16条 代理人を置く者は、輸送に連帯して責任を負い、収集輸送者に以下を実行させなければならない。

(1)2004年危険廃棄物処理報告書に関する工業省告示に従うこと。
(2)2002年危険廃棄物の陸上輸送に関する危険物質委員会の告示に従うこと。
(3)本告示別表のSorKor.4の様式により、翌年の31日までに工場局へ報告すること。 

4章 産業廃棄物の処理者

 17条 産業廃棄物処理者は、工場局が定める基準と手続きに従うこと。

 18条 工場操業許可書に定めてある条件に基づく許可に沿い産業廃棄物を処理すること。また、依頼者は文書により、許可を受けた工場の種類と産業廃棄物の種類を、工場操業許可書の写しを添付して通知すること。

 19条 2002年危険物質委員会の危険物質の陸上輸送に関する告示に基づく輸送通知書を使用し、同告示に従うこと。また、工場敷地内において産業廃棄物を受領したら、記録を電磁的方法により工場局へ通知すること。

 20条 産業廃棄物の処理を依頼された場合、産業廃棄物に対して責任を負い、輸送通知書に署名すること。

 21条 産業廃棄物を処理する前に、民間、政府または工場局に登録されている分析室から産業廃棄物の化学的、物理的分析結果の記録をとり、3年以上保管して検査に備えること。

 22条 工場の種類と規模、環境に影響のある汚染物の排出管理方法、管理者の資格、管理者の登録、環境汚染の防止に関する2002年工業省告示に従い、特に環境保護に知識を有する管理者を置くこと。また、正しく安全に処理できるよう関係従業員を訓練すること。

 23条 産業廃棄物の漏れ、爆発または予測できない事態が起きた場合など、非常事態に備えて本告示別表3の定めに従い事故防止の計画を作成すること。また、工場内に安全、非常事態に備えて器具を設置し、安全な場所への避難通路を設けること。

 24条 本告示別表SorKor.5の様式により、翌年の31日までに工場局に対して報告書を提出すること。

 5章 経過措置

 25条 工業省告示第6号(1997年)、第1号(1998年)および2004年産業廃棄物処理に関する工業省告示に基づく申請書は、審査中であれば、本告示に基づく申請書とみなす。

 26条 工業省告示第6号(1997年)、第1号(1998年)および2004年産業廃棄物処理に関する工業省告示に基づく許可書で、本告示施行前に発給されたものは期限が切れるまで有効とする。
② 官報で公布された日から施行する。       

                  20051227

               工業大臣

 

別表1(訳者注:省略)

別表2(訳者注:大分類のみ英文の説明を転記)
01:Wastes resulting from exploration, mining,  quarrying, physical and chemical treatment of minerals
02:Wastes from agriculture, horticulture, aquaculture, forestry hunting and fishing, food preparation and processing
03:Wastes from wood processing and the production of panels and furniture, pulp, paper and cardboard
04:wastes from the leather, fur and textile industries
05:Wastes from petroleum refining, natural gas purification and pyrolytic treatment of coal
06:Wastes from inorganic chemical processes
07:Wastes from organic chemical processes
08:Wastes from the manufacture, formulation supply and use of coatings
09:Wastes from the photographic industry
10:Wastes from thermal processes
11:Wastes from chemical surface treatment and coating of metals and other materials; non-ferrous hydro-metallurgy
12:Wastes from shaping and physical and mechanical surface treatment of metals and plastics
13:Oil wastes and wastes of liquid fuels(except edible oils)
14:Wastes organic solvents refrigerants and propellants
15:Wastes packaging; absorbents, wiping cloths filter materials and protective clothing not otherwise specified
16:Wastes not otherwise specified in the list
17:Construction and demolition wastes(including excavated soil from contaminated sites)
18:Wastes from human or animal health care and/or related research
19:Wastes from wastes management facilities, off-site wastes water treatment plants and the preparation of water intended for intended for human consumption and water for industrial use 

(訳者注:別表3、4、および様式は省略)